
“Pythonではじめるアルゴリズム入門”はpythonを使っている人にオススメのアルゴリズムを学ぶための本です。
25のアルゴリズムを紹介しており、サンプルプログラムのソースコードがあります。Anaconda 2019.10、Python 3.7の環境を利用しています。
フローチャートやイラストが多くアルゴリズムの仕組みが分かりやすかったです。
pythonはライブラリが充実しているため、実業務でアルゴリズムを実装するシーンは滅多に無いと思います。
しかし、アルゴリズムを実装する過程で、ロジックの考え方や無駄のない変数、リスト、for文、if文の使い方が身についていきます。
よってアルゴリズムはpython の文法を学んだばかりの初心者にとっては最適な教材だと考えています。
“計算量”はアルゴリズムの性能を測る上で非常に重要です。
メモリには上限があるため大量のデータを操作す場合はヒープエラーが起こり得ます。そのリスクを調べるために計算量の求め方を知っておくと役立ちます。
まとめ
アルゴリズムの仕組みは順を追って行けば一般の人でも理解できると思います。あるアルゴリズムの計算量がO(n logn)でlogが出てきますがそれ以外は難しい数式はありません。
アルゴリズムの実装方法は実際のプログラミングでも使えるテクニックが多くあるため、”Pythonではじめるアルゴリズム入門 伝統的なアルゴリズムで学ぶ定石と計算量”は初心者〜上級者までおすすめです。
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