基本
文字列はダブルクオーテーション(”)または、シングルクオーテーション(‘)を使って定義します。
次の場合、Hello Worldがstrに代入されます。‘, “, 特殊文字は\でエスケープできます。
str1 = 'Hello World'
str2 = 'aa\tbb\'cc'
print(str1) #Hello World と表示される
print(str2) #aa bb'cc (aaとbbの間にタブ文字が入る)と表示される
【結果】
Hello World
aa bb'cc
webサイトではaaとbbが空白ですが、実際はタブ文字が入ります
特殊文字を避けたい場合、r’~’と書きます。
複数行に渡って書きたいときは”””~”””または”’~”’が使えます。
この場合改行も含まれます。行末に\をつけると改行を避けられます。
str3 = r'aaa\ttt'
str4 = '''
今日は晴れです。
最高気温は40度です。\
暑いですね><
'''
print(str3)
print(str4)
【結果】
aaa\ttt
今日は晴れです。
最高気温は40度です。暑いですね><
stringは不変(immutable)なので変更できません。
なのでstr[3] = ‘A’のように特定の文字を変えることはできません。
連結
+演算子や、+=演算子で文字列を連結できます。
str1 = 'プラズマ'
str2 = '宇宙論'
str3 = str1 + str2
str1 += 'テレビ'
print(str3)
print(str1)
【結果】
プラズマ宇宙論
プラズマテレビ
型変換
str()でstring型に型変換できます。
i = 12
twelve = str(12)
print(twelve)
【結果】
12
抽出
リストのように要素の番号を指定して特定の文字を抽出することができます。
マイナスをつけると最後の文字から数えた要素を抽出できます。
str = 'sample'
print( str[3] )
print( str[-1] )
【結果】
l
e
分割 スライス
str[0:3] #指定範囲を抜き出します
str[1:] #途中から最後まで抜き出します
str[:5] #最初から途中まで抜き出します
str[-3:] #マイナス記号も使えます
【結果】
e
sam
ample
sampl
ple
範囲外を指定してもエラーになりません。
str[8:20] #範囲外を指定してもエラーになりません
str[-20:-10]
結果は何も表示されません。
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